| ごあいさつ |
ご挨拶
日本てんかん学会理事長就任のご挨拶10月の第58回日本てんかん学会総会において代表理事に就任いたしました。てんかんを持つ方々が健康的に、幸せに暮らして行けるように、学会を導いていきたいと考えております。 これまでの代表理事である、池田昭夫先生、川合謙介先生が築き上げられた世界の抗てんかん運動に大きく寄与する日本てんかん学会を継承し、更なる発展を目指して活動をして行きたいと考えております。特に、WHOが重要施策としているIGAPの推進を最大の目標として行きたいと存じます。IGAPとは、世界の90%の方々がてんかんと言う疾患を知り、80%のてんかんを持つ方々が適切な治療を受ける事が出来、70%の方々が良好に発作抑制されていることを目標としています。 てんかんは有病率が1%、日本国内に100万人程度の方々が、てんかん発作と戦っております。てんかんを持つ方々が、適切な形で社会の中で認知され、社会の中で活躍され、そして適切な治療を受けられるような環境を形成していくことが日本てんかん学会の責務であると考えております。 本学会員だけでなく、日本てんかん協会や、てんかんを適切に治療出来る様に努力されている企業の皆様とも手を取り合って、適切な医療環境を構築することを目標として頑張って参ります。 2025年10月 |


